メイデン高部公式ブログ

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日本vsUAE キリンチャレンジカップ

2008年10月9日 ビッグスワンスタジアム
キリンチャレンジカップ
日本 1-1 UAE

W杯アジア最終予選に進出しているUAEとの親善試合。
日本はACL準決勝の試合があった浦和とガンバの選手が呼べないため、ベストメンバーとはなりませんでしたが、思った以上にUAEが弱く、新戦力を試すにはもってこいの相手でした。
UAEにカウンターで1点取られましたが、ほとんど日本がボールを支配していました。チャンスを決めていれば大差になったでしょうが、決めきれないのも日本です。

日本は、岡崎、興梠、森重、森島など五輪世代の選手が初召集で呼ばれていました。浦和、ガンバの選手がいなかったこともありますが、Jリーグで活躍した選手を呼ぶという岡田監督の考えは支持したいです。ジーコ時代は代わり映えのしないメンバーで面白くなかったですから。

先発は玉田、岡崎、大久保、中村俊、長谷部、稲本、内田、中澤、寺田、長友。GKは楢崎。大久保が左サイドに下がり気味です。
一番注目していたのは、岡田ジャパン初出場の稲本。激しい守備、正確なパス、迫力のあるオーバーラップとらしさを見せてくれました。フランクフルトでは守備中心でほとんど攻め上がることがないので、本人も楽しかったのでは。ただ、もっと出来る選手だと思います。コンビネーションが良くなればもっと活躍できると思います。ボランチのレギュラーとして使って欲しい選手です。
ほかで目立ったのは、後半途中出場の興梠。五輪予選でのプレーはあまり印象に残っていませんし、鹿島の試合も見ていないので、今日のプレーには驚きました。足元のテクニックもあるし、押されても倒れない強さもありました。相手のレベルの低さもあったかもしれませんが、今後も見てみたい選手です。
玉田もドリブルが切れていました。調子よさそうです。ただ、2010年を考えると年齢的に厳しいです。
左サイドの長友も好きです。安田のほうが攻撃的でテクニックもあって好きでしたが、運動量とボディコンタクトの強さという国際試合で必要な能力が長友のほうが上です。内田、駒野も含めても、サイドの選手では長友が一番良いと思っています。
香川が代表初得点。落ち着いて決めるところはサスガです。決定的なチャンスを外していましたが、その場所にポジションを取っていることが素晴らしいと思います。