メイデン高部公式ブログ

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アジアカップ 2011

アジアカップ 2011

グループリーグ
日本1-1ヨルダン
日本2-1シリア
日本5-0サウジアラビア

決勝トーナメント
日本3-2カタール
日本2-2韓国
日本1-0オーストラリア

厳しい試合ばかりでしたが、優勝してくれました。これでコンフェデレーションカップに出場できます。楽しみです。
これで日本は4回目の優勝となり最多優勝回数となります。アジアカップ15回ですが、日本は7回出場で4回優勝。初優勝の10回大会から今回15回大会の6回中4回優勝と素晴らしい成績です。今回は勝てましたが、アジアで一番強いと思われる韓国や、実績のあるサウジアラビアやイランを上回る成績というのは素晴らしい。今回も負けてもおかしくない試合が何試合もありましたが、結果は優勝。アジアカップは日本に相性が良い大会です。

初戦、2戦目の先発は、前田、本田圭、香川、松井、長谷部、遠藤、内田、今野、吉田、長友、川島。これが今大会のザッケローニの基本メンバー。松井が3戦目から負傷で離脱し岡崎、決勝では香川が離脱して藤本を起用。
初戦、2戦目と苦しい試合でしたが、3戦目に敗退が決まってモチベーションの低いサウジのおかげで大量得点でき、調子も上がってきました。松井の代わり入った岡崎がフィットして攻撃が良くなりました。
いままで日本代表の試合を見ていて、攻撃の連携が悪く前線のメンバーに対して不満に思うことが多かったのですが、今大会は香川、岡崎、本田圭などが良い連携を見せてくれました。

香川はなかなか点が取れませんでしたが、カタール戦のプレーは素晴らしかった。自分でドリブルで仕掛けてシュートも打てる選手で、いままで日本にはいなかった選手です。早くケガを直して復帰して欲しいです。
本田圭は今回シュートの積極さに欠けているところもありましたが、ボディコンタクトが強く、ボールキープ力があります。まわりを上手く使ってチャンスを作っていました。韓国戦のスルーパスはサスガでした。
そして何といっても岡崎。シュートへの積極性があり、シュートも上手い。ヘディングも上手い。サイドのポジションでしたが、一番点取り屋という感じです。気持ちの入ったプレーは見ていて伝わってきます。ブンデスリーガでも活躍して欲しいですね。
長友は別格でした。日本のサッカー史上で最高のサイドバックではないでしょうか。スタミナがあってスピードがあってボディコンタクトも強く、気持ちも強い。右利きだと思いますが、左足のクロスも上手い。簡単に相手を抜いてクロスを上げてくれます。代表には欠かせない選手になりました。
中盤で頑張る長谷部や、批判もされてましたがDFの吉田も頑張ってました。
そのほかは、そこそこでした。前田にはもっとシュートを打って欲しいし、内田はドイツでレギュラーなので期待しましたが、以前と変わっていませんでした。

今回を見る限りはザッケローニ監督には期待出来そうです。選手とのコミュニケーションも取れているようですし、チームの雰囲気も良さそうに見えました。
新しい選手の選考も楽しみです。