大阪出身の3人組のロックバンド、「ヤバイTシャツ屋さん」のメジャーデビューアルバム。最近はまって、こればっかり聴いています。
ロック好きの会社の同僚からすすめられて聴いたのですが、バンド名がふざけているし、そもそも日本のバンドはほとんど聴かないので、全く期待していませんでしたが、
ノックアウトされました。
収録されている13曲、捨て曲無し。日本のバンドのアルバムをこんなに繰り返し聴いたのは、ユニコーンの「服部」以来ですね。
基本的にハイスタンダードの系統のバンドだと思いますが、ハードな曲からメロディアスな曲までいろいろ収録されています。そしてなんといっても歌詞が良い。日本のロックを好きになれないのは、臭くなってしまう歌詞のせいでもありますが、このバンドの歌詞は面白くて最高です。若者向けで内輪ネタのようなところもあるので万人受けはしないかも知れませんが、私は大好きです。
ほとんどの曲を作っているギター・ヴォーカルのこやまさん、天才かと思ってしまいます。ツインヴォーカルで女性ベーシストも歌うんですが、個性的な声で、このバンドの特徴になってます。ドラムも含めて、メンバーチェンジ出来ないですね。
心配なのは、デビューアルバムが最高傑作になってしまうこと。良くあるパターンですが、そうならないように祈ってます。
