10月31日がハロウィンということで、ドイツのメタルバンド、ハロウィンです。アルファベットの綴りは違いますが。
このアルバムがファースト・フルアルバムです。
HELLOWEENは、ヴォーカルがマイケルキスクに代わってブレイクした「KEEPER OF THE SEVEN KEYS 1」、と「KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2」の2枚をリアルタイムで聴きました。2枚とも素晴らしいアルバムでヒットしました。
このアルバムはマイケルキスクが加入する前、ギタリストのカイハンセンがヴォーカルを兼任しています。カイのヴォーカルは苦しそうなハイトーンで、音程もちょっと不安定。ですが、曲の出来は良いです。
「KEEPER …」に比べると速い曲が多く、パワーメタルと言う呼び方が相応しいアルバムですが、単に速いだけでなく、歌メロはとってもメロディアス。カイハンセンの声質のせいで一般受けしないだけですね。「RIDE THE SKY」、「HEAVY METAL」、「HOW MANY TEARS」など、メロディアスなスピード曲で名曲です。
カイのヴォーカルも聴くに堪えないようなレベルではなく、メタルらしい激しさが好みなら、マイケルキスクよりいいです。
ただ、カイハンセンがヴォーカルのままだったら、B級のままだったでしょうけど。
