名曲「CRAZY DOCTOR」が収録されているラウドネスの1984年の代表作です。日本語ヴァージョンが発売された後に、英語ヴァージョンが発売されました。
ラウドネスはアメリカデビューの「THUNDER IN THE EAST」から聴き始めたので、英語で歌っているほうが違和感がありません。なので、このアルバムも英語ヴァージョンを先に購入しましたし、こっちのほうが違和感なく聴けます。古くからのファンはオリジナルの日本語ヴァージョンを先に聴いているでしょうし、評価していると思いますが(私もアルバムのジャケットは日本語ヴァージョンのほうが好きですが)。
「CRAZY DOCTOR」はメロディアスでドラマチックな素晴らしい曲ですし、そのほかの曲のクオリティも高く、疾走感があってテクニカルなヘヴィメタルらしいアルバムです。この後、アメリカでデビューして、セールス的にも健闘します。いまだに日本のロックバンドでまともに海外進出できたバンドはいないんで、ラウドネスのアメリカデビューは本当に凄いことだと思います。
正直、二井原さんの声質は好きなほうではないので、ラウドネスの作品では、マイク時代の「SOLDIER OF FORTUNE」が一番好きなんですが、二井原さん時代では、このアルバムと「THUNDER IN THE EAST」が好きです。
でも二井原さんも、YouTubeでライヴ映像を観ると声量は凄いです。ここまでハイトーンでパワフルに歌える人もいないでしょう。