ジェネシスの4枚目のアルバムです。1972年の作品。もちろんリアルタイムでは聴いていません。プログレッシヴロックの有名バンドの作品も聴いてみよう、と何枚か聴いたうちの1枚です。
ジェネシスは初期の作品を4作ほど聴きました。どのアルバムも良かったですが、一番初めに聴いたこのアルバムが一番印象に残りました。
私がジェネシスを知った80年代には、すでにフィルコリンズがヴォーカルでしたが、このアルバムはもちろんピーターガブリエル。フィルコリンズも良いヴォーカリストですが、ピーターガブリエルも素晴らしい。
収録曲はどれもプログレらしく展開が複雑ですが、ピーターのヴォーカルがメロディアスで、とても印象に残ります。歌メロ重視の私ですが、ピーターのメロディーセンスは大好きです。
1曲目の「WATCHER OF THE SKIES」、最後の「SUPPER’S READY」は展開がドラマチックで特に素晴らしい。「SUPPER’S READY」は23分の大作。アナログレコードでB面に1曲だけですね。
アイアンメイデンのスティーブハリスがジェネシス好きというのが理解できます。複雑でドラマチックな曲展開は初期のアイアンメイデンに通じます。アイアンメイデン好きの私はプログレバンドの中ではジェネシスが一番体質に合いました。