2025年10月10日 パナソニックスタジアム吹田
キリンチャレンジカップ
日本2―2 パラグアイ
パラグアイがどの程度本気のメンバーなのかはわかりませんが、日本のホームなので良い試合をして勝ってくれると期待していました。結果はなんとか引き分けという内容でした。
日本はレギュラークラスの選手が何人もケガで招集できず、更に、次のブラジル戦をベストメンバーで臨むのでしょうから、今日はかなり落ちるメンバーだったので、さすがに厳しかったですね。
ボール保持率は日本がやや上回り、シュート数も負けていませんでしたが、パラグアイは決めるところでしっかり決めてきました。守備も堅く、いったん守られるとディフェンスラインでボールを回すだけになってしまうという、悪いパターンにはまっていました。
先制された後、すぐに小川選手のミドルシュートで追いつきました。無回転気味の強烈なシュート。小川選手はヘディングやペナルティエリア内での得点のイメージが強かったので、ミドルも打てるんだと思いました。オランダで得点を量産している上田選手がワントップの一番手ですが、小川選手にも期待しています。
その上田選手は終了間際に途中出場し、同点ゴールを決めました。調子が良いとボールも集まるということでしょうか。今シーズンはフェイエノールトで素晴らしいシュートをたくさん決めています。ブラジル戦は先発でしょうから楽しみです。上田選手はシュート力が本当に凄いので、最近見ていないミドルシュートもぜひ見たいですね。
ほかでは、伊東選手が目立っていました。
後半途中から出た鎌田選手も貫禄があり、プレミアリーグでの好調ぶりがそのまま出ていました。やはりレギュラークラスです。
一方で、田中碧選手や瀬古選手のプレーは今ひとつでした。
ブラジルは韓国に圧勝していました。日本戦ではメンバーを少し落としてくるかもしれませんが、それでも簡単な相手ではないでしょう。楽しみです。