２００９年６月１０日 日産スタジアム
Ｗ杯アジア最終予選
日本 １－１ カタール
Ｗ杯出場は決定しているので日本は消化試合。カタールは３位の可能性を残しているので、真剣勝負です。ただ、主力の何人かが出場停止などで出ていないようです。主力が揃っていたら日本はもっと苦戦したでしょう。
日本もレギュラーの長谷部、遠藤のボランチコンビが出場していませんが。
日本の先発は、玉田、岡崎、中村俊、中村憲、橋本、阿部、内田、闘莉王、中澤、今野、楢崎。
前半早々にオウンゴールで先制。パスを出した中村俊、クロスを上げた内田のプレーも良かったのですが、ゴール前でＤＦと競った岡崎のプレーがオウンゴールを呼びました。得点できるエリアに必ず入ってくる岡崎。得点を量産しているのは偶然ではありません。攻撃シーンが少ない試合でしたが、何本もシュートを打っています。他のＦＷがほとんど打てないにもかかわらず。終了前に中村憲からパスを受けて振り向いたプレーも上手かった。本田圭にパスを出しましたが、あそこもシュートを打って欲しかった。
先制した後はカタールに攻められました。勝たなければならないカタールと日本ではモチベーションに差があるので、しょうがないとも思いますが、Ｗ杯出場チームとして強さを見せて欲しかった。
後半早々に中澤がＰＫを取られ同点。
後半途中でミスが多かった阿部に代わって松井が入り、中村憲がボランチに下がってからは多少攻撃が出来るようになりました。後半入った松井、興梠、本田圭はレギュラーアピールもあって張り切っていました。特に松井はドリブルで仕掛けていました。決定的なシーンは作れませんでしたが、他にドリブルが出来る選手が少ないので貴重な選手。私は好きです。もっと使って欲しいですね。
中村俊は精彩を欠いていました。疲れもあるし、コンビネーションの問題もあるかもしれませんが、Ｗ杯本番の中心が中村俊でいいのか、と思ってしまうプレー内容でした。
