1982年発表のアルバム。ギタリストがマイケル・シェンカーからポール・チャップマンに代わって3作目。ポール・チャップマン時代はこのアルバムしか持っていません。
ちなみに、ポールはこの後、WAYSTEDに参加してます。WAYSTEDの「THE GOOD THE BAD THE WAYSTED」は大好きなアルバムです。
マイケル・シェンカー時代と違って、メロディアス度は減っていますが硬派なハードロックです。私はヴォーカリストの歌と歌メロが好き嫌いの判断材料ですが、フィル・モグは大好きなヴォーカリストです。なので、曲が良ければマイケルが弾いてなくてもいいんです。
このアルバムは全て好きな曲とはいきませんが、クオリティの高い曲が収録されています。「DOING IT ALL FOR YOU」、「WE BELONG TO THE NIGHT」、「LET IT RAIN」、「TERRI」、などメロディアスで好きです。特に「WE BELONG TO THE NIGHT」は攻撃的でかっこいいです。このアルバムで一番好きな曲ですね。
全て好きとは言えない理由が、2曲目に収録されているエディ・コクランのカバーが原因です。サックス入りのロカビリー風アレンジで初めて聞いたときは、なんだこりゃ、と思ってしまいました。ロックファンには受け入れられるのかもしれませんが、ハードロックバンドUFOの曲としては、私はダメでした。
それ以外はハードな曲からバラードまでフィルの歌が堪能できる良いアルバムです。ただ、アルバムジャケットはUFOにしたら平凡なデザインですね。
